こんにちは。
ビジネス書籍界隈で大注目の本『身銭を切れ』を読了しました。
あぁ、久しぶりに頭から煙が出そうなほど読み進めるのに苦労しました。
文筆家、トレーダー、大学教授、研究者、哲学者といういくつもの顔を持つ筆者の言葉は宗教や政治の理解が必須で、内容を完全に理解できているとは言えませんがなんとなく伝えたかったことの一部は理解できたと思います。
本書の中で心に残った(かろうじて理解できた)フレーズはこちら。
勇気(リスク・テイク)は最高の善だ。世の中には起業家が必要なのだ。
起業をすることはリスクがとても大きく感じるし、失敗したら怖すぎるという不安が「起業なんて偉くない。いまの生活が正しいんだ」と信じ込ませていたのかもしれません。
この本のように、世の中は複雑です。そんな中で身銭を切ることが世の中を生き抜くための方法であることが理解できます。
難しかったのですが、他のビジネス書では得られないものを得られます。何より読み終わった後の達成感があります。
いまの仕事に疑問を感じている、やりがいを感じられないという方におすすめです。
不確実な世界を生き抜く、という点でニコラスタレブのこちらの本も良さそう。上下巻ってスケールがすごい。読んだらまたブログに書きます。
それではまた次回。
